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NBA　レイ・アレンはヒート、スティーブナッシュはレイカーズへ　[バスケットボール] [編集]

NBAの今オフは超大物ベテラン勢が移籍市場を騒がせている。

ボストン・セルティックスからフリーエージェント（FA）になったレイ・アレンは現地６日、マイアミヒートからのオファーに合意した事を発表した。

リーグチャンピオンとなりBIG３を抱えるヒートがレイ・アレンに提示できる額は１年３００万ドル（２億４０００万円）程度。

一方で５シーズン過ごしてきたセルティックスはその２倍の額を提示し残留のオファーを出したが、レイ・アレンはもう一度チャンピオンリングを手に入れたいとのことで、セルティックスの好条件を蹴ってヒートへの移籍を決めた。

スリーポイントシュート成功率でNBA歴代トップの記録を持つレイアレンは今月で３７歳。

最後になるかもしれないチャンピオンリングをつかむために形振り構わない選択をした格好だ。

そしてもう一つの注目は、フェニックス・サンズからロサンゼルス・レイカーズへの移籍を発表したスティーブ・ナッシュだ。

フェニックス・サンズと言えば、ジェイソン・キッド時代から続いたラン＆ガンスのタイルが魅力のチーム。

スピード感あふれるそのバスケットスタイルにファンは多い。

そのジェイソン・キッドの後を継いでこれまでサンズのタクトを振ってきたのがスティーブ・ナッシュである。

スティーブ・ナッシュはカナダ出身の３８歳。

これまでにMVPを２度も受賞しており、そのスティーブ・ナッシュがレイカーズに移籍する。

レイカーズと言えばコービー・ブライアントやパウ・ガソルなどを擁するものの、ここ数年はチャンピオンリングを獲得できずに、そのチームのポテンシャルを十分に発揮できていない。

その要因の一つに挙げられているのはプレーメイクができるガードがいないことによってコービー・ブライアントへの負担が大きすぎるという点であった。

しかし、MVPポイントガードであるスティーブ・ナッシュを獲得したことでコービー・ブライアントへの負担が軽減することは間違いなく、ヒートに対抗する準備がそろったと言えるだろう。

これで２０１２－２０１３シーズンはヒートとレイカーズを中心にリーグ全体が回っていくことに間違いはなさそうだ。

ちなみに文中に出てきたジェイソン・キッドはダラス・マーべリックスからニューヨーク・ニックスへの移籍が決まっている。