ベッカムに「神のキック」と称賛の嵐（動画あり YouTube）

ベッカムの右足からまた「神のキック」が披露された。

米メジャーリーグサッカー、ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するデイビッド・ベッカム選手が、リーグから出場停止処分を受けた。

その原因となったキックが、サッカーファンの間で絶賛されている。

問題の試合は６月３０日、ロサンゼルス・ギャラクシーにとってはアウェー戦となるスタンフォード球場での対サンノゼ・アースクエイク戦。

４－３と１点差を追うロサンゼルスが後半の９１分（アディショナルタイムは３分）、ベッカムがコーナーキックを放ったところ、ゴール前で選手同士が接触し、サンノゼのサム・クローニンが倒れる。

ボールはサイドラインから外に出てロサンゼルスボールで再開のはずが、クローニンが起き上がらない。

そこでスローインを準備していたベッカムはこれに激怒。

手にしていたボールを蹴るとショートバウンドして見事クローニン選手に命中。

距離にしておよそ３０メートル。
４人の頭越しにボールを蹴って、３人に囲まれて横たわっているクローニンに当てたその見事なコントロールに、動画共有サイトYouTubeでは称賛のコメントが多数寄せられている。

ただ、このプレーでベッカムには当然イエローカードが。

イエローカードの累積により７月４日のフィラデルフィア戦には出場停止になった。

さらには、小競り合いの原因になったこととリーグのイメージを傷つけたとのことで、８日のシカゴ線にも出場停止の処分が下された。

この動画のおもしろいところは、ボールが当たった直後にクローニン選手は起き上がり講義をしており、遅延行為は明らかであったこと。

クローニンに始まりクローニンにがしっかりとオチをつけるという、神のキックとオチのある事件である。

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